2016年05月07日

神戸西ブロックの皆様、よろしくお願いします。

「神戸西ブロックの皆様、よろしくお願いします。」
                        
ブロック担当司祭 申 繁時

自己紹介を含めまして、ご挨拶させていただきます。
この春の人事で、神戸西ブロックに派遣されました申繁時(しんしげとき)です。大阪教区司祭です。出身は大阪市です。大阪生まれの大阪育ちで、下町育ちの自称「下町のぼんぼん」です。国籍は韓国籍で、在日3世です。この春に53歳になりました。今年、司祭生活10年目となります。2007年の春に叙階しました。叙階後3年間は大阪南地区の堺ブロック(堺、泉北、金剛、橋本教会の4教会担当)に派遣されました。その後、岸和田地区のいずみブロック(岸和田、和泉、浜寺教会の3教会担当)に6年間派遣されました。そして、今回の人事で神戸西ブロックに派遣されました。
神戸西ブロックとの接点は、叙階した年に明石教会に黙想会に呼ばれたことがありました。また、垂水教会には神学生の時に一泊させていただいたことがありました。私は教区司祭なので、いずれは神戸地区でもお世話になることは理解していましたので、今回の人事異動は必然のことと感じています。
そこで、少しこの9年間を振り返りたいと思います。皆さんと分かち合いたいと思います。司祭生活はすでに紆余曲折でもありました。神学校生活において、「神学生さん」と呼ばれた日々から、叙階された日をもって「神父さま」と呼ばれだすことは、戸惑いのスタートでした。こんな私が「神父さま」と呼ばれていいのか?という困惑もありました。すると司祭生活を始めてからすぐに変化がありました。「司祭」というプレッシャーを感じたことです。そして、5年目にミサ中に倒れてしまいました。その後パニック障害を背負うことになります。思ってもなかったことでした。体力には自信がありましたが、まさかパニック症状がでるとは考えもしなかったことです。神経系の障害であると知り、司祭生活の最初のプレッシャーが少しずつ心に響いていたように思います。神様に信頼してきた生き方なのに、どうしてこのようなことになるのかと意気消沈しましたが、少しずつ冷静になることで、このように感じることができました。それは、神様が私を通して弱く苦しんでいる方々の想いを自分自身が体験しながら共に歩むための恵みであるということです。十字架を背負いながら前に進むこと、希望を忘れないで歩んでいくことの実感と確信を持つことができたことです。
私たちには、必ず十字架が現れます。そして、時にはその十字架を背負うことになります。その時こそ、信仰生活が何なのか、信じて生きるとはどういうことなのかを知るチャンスとなります。イエスさまも弱い一人の人間性の中で、そのご生涯をまっとうされたのです。そしてその結末は、決して死の苦しみで終わることではなく、ご復活という大きな喜びと幸せに包まれたのです。
これから、神戸西ブロックの皆さんと歩みますが、何か大きなことや凄いことはできないと思います。神さまを中心とした生活の中で、新たに心から「ほんまに神様いてるんや!!」という思いを味わえる時になれたらうれしいです。よろしくお願いします。
posted by カトリック明石教会 at 10:44| Comment(0) | 巻頭言