2018年03月03日

2018年3月号「2018年3月に想うこと。」

「2018年3月に想うこと。」
                          
担当司祭 申 繁時

2018年、私たち神戸西ブロックの教会共同体において、2月14日の灰の水曜日から始まり四旬節の歩みを進めながら、ご復活(今年は4月1日になります)に向けて準備しています。もちろん、毎年のこととして四旬節、そしてご復活を祝うための準備はしてきたことではあります。しかし、もう一度ふり返り顧みていただけるなら、私たち一人ひとりの信仰生活が、イエスさまのご復活と密接に関係しているかを実感できるのです。
その最も大切なことは、イエスさまのご復活の前には「十字架」があったことです。
そして、その「十字架は、神さまの恵み」であったことです。
(もちろん、イエスさまの十字架は特別な全人類の救いのことです)
ところが、各個人においての十字架は、簡単には割り切れません。
むしろ恵みどころか「苦しみ、苦痛、困難、不安、迷い」などの感覚と感じているのです。
なので、十字架をいかにして避けて生きるかを求めることになるのです。

ところで、みなさんのこれまでの人生体験はどうでしょうか。十字架を感じたことはありませんか。たぶん誰でも必ず十字架の経験と体験は一つ二つ、またそれ以上にあったと思います。(もちろん、一つもない方がいることも考えられます)
そして、十字架にかけられたことを思い起こすならば、こういうはずです。
 「もうあの十字架はいやだ!」
 「どうして私がこんな十字架にかからないといけないのか!」
 「二度と同じことは繰り返さない!」
そして、ところが結果。
「あれほどの十字架を感じたのに何とかなった!?」
「あれほど苦しんだのに今はしあわせです!?」
そして、心は変化(回心)して。
「私の十字架の経験、体験を誰かの役にたてたい!!」
「誰か苦しんでいる方を助けたい!!」
と変わっていくはずです。つまり、ここに「神さまのいやしと心からの幸せ」を体験する「復活の体験」が必ずやってきます。・・・

いままさに、今年も新たな「十字架」にかけられていることがあるのかもしれません。
しかし、その先には「必ず復活させてくださる」神さまはいます。
突然、いきなり、復活はありません。むしろ、苦しみと困難を感じれば感じるほど、
私たちの神さまは、ご復活の体験を用意していることがわかるのです。
決してあきらめずに、ご自身が信頼している神さま、イエスさまに希望をおくならば
必ず復活がまっています。(2018年3月に想うことです。)
posted by カトリック明石教会 at 12:14| Comment(0) | 巻頭言