2018年04月04日

2018年4月号「主のご復活おめでとうございます」

主のご復活おめでとうございます


高橋 聡


 久しぶりに(実は初めてのことかもしれませんが)連載物をやめて皆さんにオリジナルの巻頭言をお届けしようと思いました。ちょうどご復活祭にあたりましたので。
 わたくしは、この神戸西ブロックに来て五年目に入りました。最初の一年は協力司祭の立場で、ゆっくりやらせていただいていましたが、あれよあれよという間にたいへん忙しい日々を過ごすことになってしまいました。それでも以前の状態を考えると、現在体調を崩すことなく務めさせていただいているのは神様のお恵みではないかと喜んでいます。しかし司祭不足が解消されない限り忙しさは続いていくのでしょう。皆さんどうぞ司祭召命のためお祈りよろしくお願いいたします。
 復活節中に世界召命祈願の日が定められています。復活節第四主日にあたります。この日の朗読はいつも、良い羊飼いと羊のたとえが出てきます。
 復活された主が今も私たちを導いてくださっています。そしてそれは教会を通して行われます。教会は主のご復活の証人だからです。「私たちは神の民、その牧場の羊」。神の民である教会は神のもので、神がそれを治め導いておられます。復活の季節は特にそのことを私たちに思い起こさせてくれます。
 教会は人間の計画・企画で成り立っているものではありませんね。何かしらいろんな出来事が起こって思いもよらない方向に導かれていっていますね。特に近年は、しかし、信者自身の思い描いている教会にならず、自分の思いが置き去りにされているかのような不本意な気持ちになっている可能性もありますね。それでも、試練においても喜びにおいても教会を動かし司っておられるのは神であり、そのみ手の中に私たちはいるのだという信仰を持ち続けたいものだと思います。嵐の中にあってもペトロの舟にイエズス・キリストは共に乗り込んでおられます。
 主のご復活によって、また私たちの希望が新たにされますように願って、神戸西ブロックの新年度を始めていきましょう。
 ご復活されて教会を導いておられる主に私たちはさらに信頼していきましょう。直面している問題がいろいろあってもその背後に愛のまなざしを注いでくださっている復活した方を見ることができますように。
posted by カトリック明石教会 at 11:36| Comment(0) | 巻頭言